信販会社とは高額の商品の販売にあたり、お店に代わって分割払いの斡旋を行うことを主な業務とする会社のことです。そこで、メーカーや販売店が分割払いで販売するというのも一つの方法なのですが、メーカーや販売店は新しい製品の開発や仕入れに資金が必要なので、直接分割払いにするというのは難しいものがあります。そこで、信販会社が仲立ちし、お客に代わってお店には代金を一括で立て替え払いし、お客は信販会社に分割で支払いをするという方法が考えられました。いわゆる信販には、一つの商品を購入するときに分割払いの契約をする方式とクレジットカードを発行して利用限度額の枠内で自由に分割払いのサービスが受けられる方式とがあります。もっとも、日常生活の支払いに気軽にクレジットカードが使われるようになったのは最近のことです。しかし、現在の日本は完全なカード社会ですね。